齢相応
白斑が腕にでき、皮膚科を受診しました。
色素が白く抜けるのは、メラノサイトが減少、消失するためとか。
イタリアで38度の日差しの中、無防備にノースリーブで歩いていたので
それが原因?
先生が、申し訳なさそうに、「老化によるもので、強い日差しに当たった際
働くべきメラノサイトが働かなくなった為で、治療法はないです。
日焼け止めを腕にも塗って予防してください。心配ないです。
目立たないし、自分にもあります」と。
まあ、実際孫もいて、娘に「おばあちゃんじゃない!」と言われてますから。
老人性と名が付くのは、皮膚科には多いそうです。
内科でも、心電図を撮ったら不正脈があるけれど、心配のない不整脈で
齢相応のものと言われたばかりです。
確実に老化は進んでいるようです。
最近は、頻繁に耳鼻科にもお世話になっていますし。
これだけ湿気が酷いと、リュウマチだと自覚します。
齢だと受け入れ自覚しつつも、
心は若々しく、明るく保ちたいです。
新日本フィルハーモニー
すみだトリフォニーホールは初めてです。
錦糸町がすっかり変わっていたのに驚きました。
と言っても、大学生の頃、お茶のお稽古で錦糸町に通っていた時から
40年も経つのですから、、、
私達世代のチョット前は、20年くらい前の事を言っているとか。
錦糸町の次の駅が、スカイツリー前ですから、近くに見えました。
ステキなホールです。
大ホールが、ほぼ満席でした。
車椅子の方のために、いい席がきちんと確保されていましたが、
空席でした。
イタリアは、車椅子の方をやはりいい席に招待しますが、必ず来ています。
ビゼーもサン・サーンスもラヴェルも、若い時の作品を演奏しました。
ピアニストのマリアム・バタシヴィリもまだ27歳!
透明感のある、そして若いエネルギーが、楽しませてくれました。
帰りはスカイツリーがライトアップ
スカイツリーが出来てから、下町が人気で、若い世代が結構多く
住んでいると、読みましたが、
実際に、錦糸町に来てみて、活気がありました。
駅があまりに人が多くて、待ち合わせたものの、見つけるのが
大変でしたが。
帰りは、友人達とお蕎麦屋さんで乾杯!
モデナ~パルマ
だいぶ北上してきましたので、涼しくなり体調も戻ってきました。
それでも日中は、30度をこえますが、湿気がないので日本の30度と
比べると、過ごしやすいです。
モデナに立ち寄りました。
すぐランチです。
流石美食の街だけあります。
大盛で取ってきてしまいましたが、今までの分を取り戻す勢いで食べてしまいました。
イタリアでは、ランチにたっぷりと時間をかけ、ワインも普通に飲みます。
ドゥカーレ宮殿。公爵邸です。
モデナ歌劇場。
パヴァロッティの像がありました。
3大テノールの生まれた街だけあります。
歌劇場の中を見学させてもらいました。
舞台からの眺めです。
昔の歌劇場なので、客席でなく舞台の方が傾斜しています。
今度は、公爵席から。
公爵が自分達のために建てた歌劇場なので、いい席には一族が
ズラッと並ぶそうです。
なんと歌劇場の屋根裏に稽古場があります。
イタリアは、ちょっとした街には、歌劇場があり、いつも満席で
本当にオペラを楽しんでいるのがわかります。
老若男女それぞれに、オシャレをして(センスがいい)人生を楽しんでいます。
そんな中にいると、やはり楽しくなりますし、そうやって人生を楽しまないと
と思います。
最後の宿泊地パルマに移動。
HNパルマホテルは、モダンなホテルです。
夕方街を散策。
今回のイタリアで、まだリゾットを食べていなかったので、
リゾットを食べました。
ここでも外の席です。
段々と夕暮れてきて、ステキな雰囲気になってきました。
食事をしている席からの写真です。
明日はミラノに移動して、帰国します。
今回もイタリアを満喫しました。
ブルネロ・クチネリ
今回のイタリア旅行のハイライト、楽しみにしていた
ソロメオ村を丸1日たっぷりと堪能しました。
アッシジから近いので、車でホテルまで迎えに来てくれました。
美しい景観です!
古城を修復して、本社にしています。
クチネリ氏と同時通訳の方。
自分の名前を、そのままブランドの名前にしています。
クチネリ氏は、ブランドでなく理念を私は売っていると、
おっしゃっていました。
理念は、職人だったお父様が、職人というだけで、なぜ蔑まされるのかと、
嘆いていた姿を見て、職人がプライドを持って仕事が出来るよう
環境から作っていくというものです。
風水でも環境の与える影響を重要視しますから、理念はすぐに理解できました。
工場。
窓が大きく明るい環境で、900人が働いています。
社員食堂
700人と一緒にお昼をいただきました。
200人は、近くの家に帰って家族と昼食をとるそうです。
ソロメオ村は、クチネリ氏の一目惚れした奥様の出身地です。
寂れてしまった村を、見事に復活させました。
そして村の人を雇用しています。
子羊と付け合わせのお野菜です。
羊は匂いがあって苦手なのですが、ここでは、ハーブで臭みを抜き調理されて
いたので、美味しくいただけました。
これが3ユーロ(約500円)
美味しい食事に、素晴らしい環境、そして仕事があるなんて
誰もが、ここで、働きたいと思ったほどです。
ワイナリーに案内されました。
本社からの眺めに、廃屋になった工場とかあり、景観を損ねているので、
その場所に葡萄を植え、ワイナリーを作ったそうです。
上の写真右が、ブルネロ・クチネリ日本代表の宮川ダビデ氏。
お父様が日本人だそうです。
左から2番目が、娘婿。イケメンです。
本社の古城の中の図書室。
村の人達にも開放しているそうです。
ディナーは、古城の中庭で、オペラの歌を聴きながら。
窯があり、そこで、村の人達のパンを焼いたりするそうです。
その晩は、ビザを焼いてくれました。
ディナーは、クチネリ氏の家族も一緒でした。
お嬢様お2人に、お孫さんも可愛らしいお嬢様2人です。
ディナーには、またキチンと着替えてくるところも流石です。
職人がプライドを持って仕事ができる1つに、
安く買い叩くことはせず、他の1.2倍の賃金を払うそうです。
見ていて、クチネリ氏はじめ社員の方達の服が上質で、
男前を上げる服?と思ったほどです。
皆さん、ポケットチーフを必ずしていて、オシャレ!
婿達のお土産は、ポケットチーフを買うことを思い立ちました。
お値段は高いですが、肌触り、質感最高です。
固定客が7割というのも、納得です。
最高のものに触れた貴重な1日でした。
アッシジ
アッシジでは、ビオワイナリーに行きました。
葡萄を熟成させると、ビタミンがなくなるので、50日で収穫するそうです。
そのため、ワインに深みが感じられず、いまいちな味でした。
お値段は高いのですが、ワインでビタミンをとろうと思っていないので、
ここでは、バルサミコ酢を買いました。
家庭料理だそうです。美味しかったです。
夜のアッシジ。みんな外の席で食べたり飲んだりしています。
テラス席の方が高いそうです。
我々は、生ハムにメロン。メロンは固いメロンです。
キャビアにフォアグラ
白トリフのパスタ
ビスコッティは洋酒に浸して食べます。
コーヒーや紅茶につけるより、美味しいです。
アッシジの夜景。
夜景を眺めながら、またワインを一杯!
ローマ
ローマは38度!
アフリカからの熱波が来ると、ヨーロッパも暑いです。
ドイツが40度、フランスも41度になっていると聞きました。
友人が、学生時代に憧れ見に来たというプラザホテルに宿泊です。
5星にLが付いています(☆☆☆☆☆L)
ヨーロッパでは、古いホテルが☆の数が多いです。
翌日、このロービーで映画の撮影をしていました。
仮装パーティーかと思ったら撮影で、ロビーには入れませんでした。
部屋の様子
ベッド周りがシンメトリーに整えられ、風水の参考になります。
プラザホテルからスペイン広場までは、2~3分です。
相変わらず、階段は人でいっぱいでした。
1番古いと言われる、カフェグレコで、お茶をしました。
かつて、ゲーテもここでお茶を飲んでいたカフェです。
夜は、プラザホテルの屋上のバーへ。
綺麗な夜景で、バチカンが見えます。
スペイン広場から拡がる通りは、ブランド街で、
イタリアの有名ブランドの本店が勢揃いしています。
ZARAやカルピッサなどのお手ごろなお店もあり、お買物には、もってこいです。
ところが、38度と、急な暑さに身体が慣れず、
軽い熱中症になってしまい、部屋でダウン。
目が覚めたら喉が痛く、風邪をひいてしまったようです。
今回唯一のお買い物が出来るローマで、ダウンしてしまったため
お土産が買えず、、、
テラス席は、7時過ぎまで陽か当たって暑いです。
サーモンマリネの次が、マグロのステーキ。
体調が悪く、一切れづつしか食べれませんでした。
タクシーでホテルに戻るなり、倒れこむように寝てしまいました。
シチリア
イタリアから戻っていたのですが、今回は齢を感じてしまいました。
成田からアリタリア(ANAとの共同運航になっていました)でローマへ。
成田は大雨で、雲の上に出たら大丈夫と思いきや、気流の関係で結構揺れました。
乗る前に、ビールを飲んでいたので、なかなかシートベルトが解除にならず、
トイレを我慢するのが長かったね~とみんな同じことを思っていました。
ところが、途中も揺れ、酔ってしまい、機内食は、初めの1回しか食べられず
あとの2回は、パス。
ローマから乗り継いでシチリアに行きますので、待っている間に
ベンツバーを見つけ、懲りずにドイツビールを飲んだところ
7.8%とアルコール度が強く、友達もクラクラする!と。
無事シチリアに着いて、バスでホテルへ。着いた晩は寝るだけです。
シチリアまで丸1日かかりますので、シチリアは遠いいな~と感じました。
翌日は、観光組とワイナリー組に分かれて行動。
シチリアの文化は、ローマ、ギリシャ、オスマンと色々な国の影響が
ありますので、おもしろいです。
また、リゾート地でもあるので、若い人達は、泳ぎに行っていました。
私は、もちろんワイナリー組です。
ゴッドファーザーで有名になったコルレオーネ村に行きました。
車で1時間半。山を越えていきます。
葡萄畑
ワイナリーのお庭
全部で6本のワインを試飲しました
右のワインを2本お土産に購入(帰国してから、家族で飲んだところ
超美味しいと言われ、3本買えばよかったと後悔)
パン生地のピザ
なすにミートソースを包んだのが、美味しかったです
こちらは、脾臓のバーガー。初めて食べました。結構いけます。
デザートは、シチリアで有名なカンノーロ。
ゴッドファーザーⅢでも食べていました。
夜は、マッシモ劇場でオペラ鑑賞。「道化師」を観ました。
オペラが終わって、外に出たら、ストロベリーナイトムーンの満月でした。