お一人様ど真ん中

40代で離婚。子供も結婚し遂に一人暮らしに。今年還暦、リウマチの独女。それでも輝いて生きたい!健康、お金、心の豊かさをバランス良く持ち続けて。

お盆

7月13日の今日は、東京ではお盆の入りの迎え盆になります。

おがらを買ってきて迎え火を焚き、ご先祖様、父、母、兄を迎えました。

ちなみに、送り盆は15日になります。同様に送り火を焚きお送りします。

 

お客様には、毎年恒例の、いなり寿司とカレーを作りお供えします。

2歳半で兄が亡くなるとき、「お寿司の匂いがする、カレーの匂いがする」と

言っていたので、お盆には必ずいなり寿司とカレーを作ってお供えすると、

母が言っていたのが、我が家に伝わっているからです。

 

そもそもお盆とは、日本古来の先祖信仰と仏教が融合した、先祖の霊を祀る行事です。

お釈迦様の弟子の目連(モッガラーナ)が、天眼で亡くなった母の居場所をみたところ

餓鬼道に墜ちて、飢えて苦しんでいたので、お釈迦様に救う方法を教え請い、布施と

供養を多くの人に施し救われたところから、亡者救済の秘法とも施餓鬼の秘法とも呼ば

れています。

施餓鬼供養をきちんとしている人は、癌などの病気になりにくいともいわれています。

 

8月のお盆休みは、人によっては、旅行する良い機会になっていたりもします。

しかし、大半の人は、帰郷してお墓参りをするのではないでしょうか。

宗教というと、日本人は敬遠するところがありますが、亡くなった親兄弟ご先祖様に手

を合わせ供養するのは、宗教を越えた自然の行為と感じます。