密教(仏教) 空海
先日、電車に乗っていたら、前の席に座っていた中年の女性2人が
空海の話をしていました。
空海好きの私としては、思わず話に聞き入ってしまいました。
お一人が空海の大ファンらしく、興奮して話されていました。
といった具合に、相づちも正確でした。
久しぶりに、密教の勉強会があり、暑い中参加しました。
小乗は、自分の解脱を追求する仏教です。お釈迦様の戒律を守り
実践している専門の修行僧です。神に繋がる道を歩んでいます。
大乗の流れで、中国から日本に入ってきた密教は、自分だけの解脱の
道を歩むのとは違います。
もし、目の前に瀕死の人や困っている人がいたら、当然助けます。
しかし、タイでは、それはその人のカルマだから手出しはしないそうです。
とはいえ、タイの修行僧は、素晴らしいらしいです。
タイの修行僧が神の道なら、密教は人の道になります。
やはり、阿闍梨としては、両方を融合したいのではないでしょうか。
生涯取り組むことは、自分自身と取り組むことだと。
財=持続する経済(密教を学んで、老後破産はあり得ない)
体=健康維持(寿命を全うする、つまり老衰)
心=精神的豊かさ、人徳
これらをバランス良く維持する
さらに、貢献までいかなくては、密教を学んだ意味がないと。
ブレない自分座標(精神的なコア)があって、
より良くする手段に、風水等があります。
人生が修行ですから、そう簡単にクリアできるはずがないと
言い訳しています。
でも、四苦のうちの3つの老い、病、死は、これから確実に加わってきます。
そして誰にでも公平にです。
かずきれいこ氏が、若く亡くなった方は、自分の老いた顔を見ることが出来ない。
老いた顔を鏡で見るとき、老いた顔を見れるほど生きてこれて良かったと感謝する
とおっしゃっていたのを思い出しました。
迷いながらも、時には心が折れたり、不安になったり、
それでも、楽しく、おひとりさまのど真ん中にいる人生を歩んで行かなければ!
学習院大学まで、お一人様の修行仲間と受けに行き、見事3級2級両方に合格
空海コレクション2もあります
空海「般若心経秘鍵」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)
- 作者: 空海,加藤 精一
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