リウマチ8
今年最後のリウマチの検診が終わりました。
年末なので、病院は大変な混雑でした。
診察室の前で待っていると、必ずと言っていいほど、話し掛けられます。
「こちらにいらっしゃるのですから、リュウマチですか?」「はい」
「ずいぶんとお元気そうですね」
他の病院から転院されてくる方も多く、色々と情報がほしいのだと思います。
私の方は、話しかけてきた人達の話しから、結構自分は重症だったのだ!
最初から良い病院で良いリウマチの専門医が主治医になり、治療をしてくれたので、
はた目にもお元気そうと見えるほど、回復したのだ!とありがたく思いました。
確かに、一般的データによると
1 抗CCP抗体の数値が高いほど病気の勢いが強い
2 抗CCP抗体の数値が100以上だと、80%以上でMTXだけでなく、
生物製剤が必要
3 抗CCP抗体の数値が100以下だと、MTXだけで寛解できるのは30~40%
MTXの説明書にも、7割の人に効いて、そのうち2割の人は寛解までいくとあります
抗CCP抗体は558もあったので、指の第二関節が腫れるリウマチの初期症状を
はるかに飛び越し、いきなり、洋式トイレですら立ち上がれない、掛け布団を寝ていて
持ち上げられない、寝返りができない、バックも持てない、玄関の鍵を回すのが痛くて
ダメ、車のドアを重くて開けられない、字が書けない(ペンが握れない)箸が持てない、
ほとんどの日常生活に支障が出て、ちょっと外出すると踵が痛くて、翌日はソファーで
横になっている、、、痛み止めは6時間おきに飲んでいても痛い、湿布薬は気休め、
去年の今頃は、こんな状態でした。
生物製剤も使わずにMTXだけでした。となると80%以上が使うので、20%以下に
入ったわけです。そしてMTXが効く7割に入ったわけです。MTXは結局体重相当量
の12mgまで飲めなかったにもかかわらずです。
そして2割の寛解に入ったわけですから、ラッキーとしか言えないです。
ついに還暦を迎えた時、正直ガッカリ、おばあさんになってしまった!と落ち込んでい
たら、娘に「無事、元気で還暦を迎えられてよかったね」と言われ、
還暦を迎えられない人もいるし、病気で還暦を迎える人もいるのだから、
感謝だな~としみじみ思いました。
そして、娘の言葉に勇気づけられ、60代は元気で過ごせる気になってきました。
今回の検査結果は白血球がLでしたが、他は全て正常値でしたので、
白血球が下がることはたまにあることで、他が問題ないので大丈夫とのことでした。
体調がいいので、忘年会、クリスマス会等が続き忙しく、調子に乗っていたので、
夜は早く寝たり、疲れをためないようにしなくてはと、反省しました。
来年も元気に過ごしていけるように、、、
よいお年をお迎えください!