お一人様ど真ん中

40代で離婚。子供も結婚し遂に一人暮らしに。今年還暦、リウマチの独女。それでも輝いて生きたい!健康、お金、心の豊かさをバランス良く持ち続けて。

遊行

鎌田實氏の「遊行を生きる」という本が出ました。

70歳を前に、自分の生き方に対して、はたして本当に自分自身を生きているのか、

死ぬ時に後悔するのではないか、壁にぶち当たり、悩んだそうです。

 

私も、何で生まれてきたのか?生きるという意味は?人生とは?

疑問だらけで、その探求で密教の修行までしたくらいです。

そして、常に心の根底にその疑問はあり続けています。

 

私の好きな作家の五木寛之氏も、自分で心の探究をして、それを書いています。

五木寛之氏は、人生にはたして目的はあるのか?と疑問を投げかけてきます。

苦しくても辛くても、耐えて生きていくことこそが人生の目的なのでは。

生きていなければ、何も起こらないし、何も変わらない。と。

 

鎌田實氏は、五木寛之氏の自分自身の内に向かうのとは反対に、

外に出ていこうと。どうせいつかは死ぬのだから、野垂れ死んでもいいくらい

自由に、はじけて生きていこう。やりたいことをやれば、面白いことができ、

結果社会の役にたつのではないか。と。

 

タイ仏教スマナサーラ長老は、また違った角度から話されます。

私達は、その心のゆえに、常に考え疑問に思ったりしていますが、

けっこうそれは妄想だと。本当にこころは厄介で、お釈迦様も9割は

こころについて話されたと。

 

自分自身のこころは騙せませんので、

少しでもこころが成長するよう、

長期の忍耐を養いながらいこうと思っています。

 

遊行を生きる 悩み、迷う自分を劇的に変える124の言葉

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林住期 (幻冬舎文庫)

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