銀座フォーラム
5月26日の日曜日、友人達と6人で、銀座の教文館9階で、
面白い話を色々聞いてきました。
最初は盆栽の話です。
この写真の盆栽は、「真柏」と言って、600年を生きてきた
松です。白い部分は死んでいるのですが、茶色の皮の部分を
護っているそうです。ベントレー1台が買えるお値段とか。
盆栽は、鉢に入れた瞬間(人間の手に乗った瞬間)から
人と共に生きることになります。3日間水をやらないと、
死んでしまうからです。戦争中も守った人がいたわけです。
盆栽は、今海外で物凄い人気だそうです。
でも、盆栽が生きて今ある、その後ろにある日本人の心を
伝えるのは難しとか。なかなか感動するお話しでした。
澤上会長のお話しは、日本も成熟経済に入った。
先に成熟経済に入ったヨーロッパは、お金を回すことで
経済を立て直した。日本は預貯金に眠らせるばかりで、
お金が回っていない。みんなが貯めこんだ預貯金の1%でも
文化や芸術(物はすでに持っていてそんなに欲しくない)
に回したら、凄いことになる!と。
途中で、松崎煎餅と萬年堂の「御目出糖」というお菓子が配られました。
高麗餅をお赤飯に見立てた和菓子です。
能の観世流の謡(うたい)
姿勢がよく、腹から声を出しているのがわかります。
能楽堂が、松濤から銀座SIXの地下に越してきました。
早朝練習もしているそうです。
私達も、「羽衣」の揺を教わり一緒に声を出しました。
能楽堂を見学して解散になりました。
私達6人は、銀座を歩いて、京橋の美々卯で食事をして、帰りました。