お一人様ど真ん中

40代で離婚。子供も結婚し遂に一人暮らしに。今年還暦、リウマチの独女。それでも輝いて生きたい!健康、お金、心の豊かさをバランス良く持ち続けて。

ブルネロ・クチネリ

今回のイタリア旅行のハイライト、楽しみにしていた

ソロメオ村を丸1日たっぷりと堪能しました。

 

アッシジから近いので、車でホテルまで迎えに来てくれました。

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美しい景観です!

古城を修復して、本社にしています。

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クチネリ氏と同時通訳の方。

 

自分の名前を、そのままブランドの名前にしています。

 

クチネリ氏は、ブランドでなく理念を私は売っていると、

おっしゃっていました。

理念は、職人だったお父様が、職人というだけで、なぜ蔑まされるのかと、

嘆いていた姿を見て、職人がプライドを持って仕事が出来るよう

環境から作っていくというものです。

風水でも環境の与える影響を重要視しますから、理念はすぐに理解できました。

 

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工場。

窓が大きく明るい環境で、900人が働いています。

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社員食堂

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700人と一緒にお昼をいただきました。

200人は、近くの家に帰って家族と昼食をとるそうです。

ソロメオ村は、クチネリ氏の一目惚れした奥様の出身地です。

寂れてしまった村を、見事に復活させました。

そして村の人を雇用しています。

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子羊と付け合わせのお野菜です。

羊は匂いがあって苦手なのですが、ここでは、ハーブで臭みを抜き調理されて

いたので、美味しくいただけました。

これが3ユーロ(約500円)

美味しい食事に、素晴らしい環境、そして仕事があるなんて

誰もが、ここで、働きたいと思ったほどです。

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ワイナリーに案内されました。

本社からの眺めに、廃屋になった工場とかあり、景観を損ねているので、

その場所に葡萄を植え、ワイナリーを作ったそうです。

上の写真右が、ブルネロ・クチネリ日本代表の宮川ダビデ氏。

お父様が日本人だそうです。

左から2番目が、娘婿。イケメンです。

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本社の古城の中の図書室。

村の人達にも開放しているそうです。

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ディナーは、古城の中庭で、オペラの歌を聴きながら。

窯があり、そこで、村の人達のパンを焼いたりするそうです。

その晩は、ビザを焼いてくれました。

ディナーは、クチネリ氏の家族も一緒でした。

お嬢様お2人に、お孫さんも可愛らしいお嬢様2人です。

ディナーには、またキチンと着替えてくるところも流石です。

 

職人がプライドを持って仕事ができる1つに、

安く買い叩くことはせず、他の1.2倍の賃金を払うそうです。

見ていて、クチネリ氏はじめ社員の方達の服が上質で、

男前を上げる服?と思ったほどです。

皆さん、ポケットチーフを必ずしていて、オシャレ!

婿達のお土産は、ポケットチーフを買うことを思い立ちました。

お値段は高いですが、肌触り、質感最高です。

固定客が7割というのも、納得です。

 

最高のものに触れた貴重な1日でした。