ブルネロ・クチネリ
今回のイタリア旅行のハイライト、楽しみにしていた
ソロメオ村を丸1日たっぷりと堪能しました。
アッシジから近いので、車でホテルまで迎えに来てくれました。
美しい景観です!
古城を修復して、本社にしています。
クチネリ氏と同時通訳の方。
自分の名前を、そのままブランドの名前にしています。
クチネリ氏は、ブランドでなく理念を私は売っていると、
おっしゃっていました。
理念は、職人だったお父様が、職人というだけで、なぜ蔑まされるのかと、
嘆いていた姿を見て、職人がプライドを持って仕事が出来るよう
環境から作っていくというものです。
風水でも環境の与える影響を重要視しますから、理念はすぐに理解できました。
工場。
窓が大きく明るい環境で、900人が働いています。
社員食堂
700人と一緒にお昼をいただきました。
200人は、近くの家に帰って家族と昼食をとるそうです。
ソロメオ村は、クチネリ氏の一目惚れした奥様の出身地です。
寂れてしまった村を、見事に復活させました。
そして村の人を雇用しています。
子羊と付け合わせのお野菜です。
羊は匂いがあって苦手なのですが、ここでは、ハーブで臭みを抜き調理されて
いたので、美味しくいただけました。
これが3ユーロ(約500円)
美味しい食事に、素晴らしい環境、そして仕事があるなんて
誰もが、ここで、働きたいと思ったほどです。
ワイナリーに案内されました。
本社からの眺めに、廃屋になった工場とかあり、景観を損ねているので、
その場所に葡萄を植え、ワイナリーを作ったそうです。
上の写真右が、ブルネロ・クチネリ日本代表の宮川ダビデ氏。
お父様が日本人だそうです。
左から2番目が、娘婿。イケメンです。
本社の古城の中の図書室。
村の人達にも開放しているそうです。
ディナーは、古城の中庭で、オペラの歌を聴きながら。
窯があり、そこで、村の人達のパンを焼いたりするそうです。
その晩は、ビザを焼いてくれました。
ディナーは、クチネリ氏の家族も一緒でした。
お嬢様お2人に、お孫さんも可愛らしいお嬢様2人です。
ディナーには、またキチンと着替えてくるところも流石です。
職人がプライドを持って仕事ができる1つに、
安く買い叩くことはせず、他の1.2倍の賃金を払うそうです。
見ていて、クチネリ氏はじめ社員の方達の服が上質で、
男前を上げる服?と思ったほどです。
皆さん、ポケットチーフを必ずしていて、オシャレ!
婿達のお土産は、ポケットチーフを買うことを思い立ちました。
お値段は高いですが、肌触り、質感最高です。
固定客が7割というのも、納得です。
最高のものに触れた貴重な1日でした。