アンドレア・ボッチェッリ希望の歌声
新型コロナウイルス感染で被害甚大なイタリアのミラノの無人の大聖堂から
イ―スタ（復活祭）の日に、イタリアの有名なテノール歌手のアンドレア・
ボッチェッリの無観客のソロコンサートが、YouTubeで世界数百万人に配信
されました。
私も友人から、３０分くらいと少し長いですが、と動画が送られてきました。
２０１９年に、「アンドレア・ボッチェッリ奇跡のテノール」という映画も
製作されています。
眼球に血管異常を持って生まれた彼は、弱視に悩まされながらも明るく成長します。
１２歳の時にサッカーボールが頭に当たり、完全に失明してしまいます。
大変な人生の試練を乗り越えてきた彼の歌は、聴く人の心を揺さぶります。
そんな彼からのメッセージです
人間には、ひとりひとりが自分自身を見つめるための「静けさ」が必要。
今の世界は、あまりに騒々しい。
静けさって音楽のようなもので、音楽が人生に不可欠なのと同じで、
静けさなくしては、色とりどりの豊かな感動に出会うことはない。
今の、新型コロナウイルスで、外出を控え、自粛して家にいると
今までの当たり前に思っていたことが、どんなにか幸福なことだったのか
そして、こうやって聞く音楽が、どれだけ心を癒してくれるのか
しみじみと感じています。
