ドルコスト平均法 コモンズ投信セミナー
渋澤栄一氏ゆかりのコモンズ投信の渋澤健氏と積立博士の愛称の星野太平氏のセミナー
に行きました。久しぶりのセミナーです。
お一人様女子としましては、老後の為、また、株価低迷期を乗り切る為に、夏の外出は
苦手ですが、思い切って参加しました。
長期投資をドルコスト平均法の積立でしましょう!という内容のセミナーです。
星野氏の「半値になっても儲かる積立投資」に惹かれました。
ドルコスト平均法とは、定額購入法のことで、日本円で積立てもドルコスト法と呼びま
す。金融商品を購入する際に、1度に購入せず、均等に定期的に継続して投資する方法
です。金融商品の価格が高いときは購入量は少なく、金融商品の価格が安い時は購入量
が多くなります。長期投資でリスクを抑制し、安定した収益を得たい場合の手法です。
50人ぐらいのセミナーでしたが、女性が大半なのに驚きました。
5年前は、投資のセミナーは、せいぜい女性が来ても2~3人でした。
それだけ女性の意識が変わってきたのがわかります。
まず、渋澤健氏
長期=未来 というと一直線で考えるがそうではない。
日本は30年周期で破壊と繁栄が繰り返されている。今は失われた26年目。
2020年は節目ではないか。世代交代?
老後資金の不足感は、年金のサプリが必要。それが積立投資。
株価が下がっても多く買えるので、気持ちの楽な投資である。
次に星野太平氏
投資の成績=量×価格 すぐ価格を見るが大事なのは量
1998年12月に銀行で投資信託販売が解禁になり2014年で16年
銀行1支店で、投資信託の積立をしている人は平均25人。1年で1~2人しか増えて
いない。
アメリカと日本の国民の金融資産を比べると、25年間で
日本 1017兆 → 1696兆
アメリカ 1600兆 → 6830兆
日本は、預貯金が大半なので、600兆くらの損失
しかし、2016年現在でも、日本で積立投資している人は3%ほど。
ドルコスト平均法で積立投資をすると、こんなに増えるというグラフを見せてもらい
参加者は、その気になっていました。
しかし、ドルコスト平均法にもリスクはあります。
上げ相場では、平均購入単価が下がり、収益を減少させるリスクです。
このリスクは身をもって体験済み。
日経平均が2万円まで上がった去年に積立た分が、かなり足を引っぱています。
本当にドルコスト平均法は有利で優れた投資方法か、大いに疑問だと考えると。
値下げしても楽を、値下がりした時の気休めをあらかじめ提供している投資方法だと。
山崎氏は、ドルコスト平均法は実行しやすいルールなのは長所である。
しかし、既に投資した(積立た)投資対象のリスクが低下することはない。
同じ投資対象に集中投資(20年間)もリスクがある。
両方をふまえた上で、良く考える必要があると思うのですが、
先に行動してしまう私は、体験を通して身にしみるタイプです。
失敗して気付き、自分のルールを作っていくしかないのではないでしょうか。