オペラ座(ローマ) イタリアオペラ旅行記7
ローマのオペラ座で観たオペラは「La traviata」(椿姫)です。
トリエステに次ぐ、今回の旅行での2番目のオペラです。
イタリアでも話題の超人気オペラで、チケットの入手が大変だったようです。
オペラ座の前で記念撮影
やはり、着物という日本文化は、素晴らしいです。
オペラ座の中
天井はじめ、劇場自体が1つの芸術です。
幕が開き、最初の場面から、どよめきが起きました。
舞台中央に階段が設けられ、ヴァレンチノの裾を長く引くドレスで
ヴィオレッタが登場。黒のシフォンオーガンジーのドレスの後ろにグリーンが
入り、階段を覆っています。ドレスを見せるための階段です。
対照的に、パリの舞踏会で踊っている人達のドレスは、淡い白やクリーム。
伝統的な衣装もいいですが、ヴァレンチノの衣装にすっかり魅了されてしまいました。
シフォンオーガンジーを幾重にも重ねた軽やかなドレス。
次の幕は、どんな衣装かしらと、期待に胸が膨らみます。
第2幕は、清楚な白
第3幕は、まっ赤なドレス
そして今回の演出では第4幕までありました。
有名な曲、パリを遠く離れて~♪
どこで歌われるのかと思ったら、最後の第4幕でした。
La traviataとは、道を踏み外した女という意味だそうです。
日本でも1つでいいので、誰もが知っているというオペラを創りたい
というのが、オペラ財団の夢です。