新1万円札に、老後2000万円問題をおもう
新1万円札のお披露目がありました。
偽札防止の為に、数十年ごとに印新するそうです。
今回は、渋沢栄一氏で3Dホログラムで、立体化で渋沢栄一氏が見れるとか。
キュッシュレスへシフトしようとしている中、1万円札だけは、
需要が増えているそうです。
なぜなら、タンス貯金が100兆円以上と、ますます増えているからだそうです。
低金利が、タンス貯金を増加させたとも言えますが、元々日本人は
タンス貯金が好きです。
麻生氏が「いくら貯金から投資を言っても、まったく投資にはお金は回らず
貯金で持っている。なぜかわからんが、世界でも日本だけが、タンス貯金が
好きな国民性だ」とおっしゃっていました。
そんな、貯金好きな日本人でも、老後2000万円が必要と言われた時
大問題になりました。
日本人の貯蓄高は、平均3078万円だそうです。
この数字をみると、2000万以上持っていて、何をそんなに騒ぐの?と思います。
ところが、還暦を迎えた3人に1人が、貯金300万円以下。
2000万円に届かない人が、6割以上なのです。
持っている人は、億単位で持っているでしょうから、平均値を押し上げます。
最近、2000万円問題、言われなくなったな~と思っていたら、
この試算をした時は、年金生活の人の、1か月の不足額が5万円ちょっと。
それで寿命が延び、30年で計算して60×30で1800万円。だいたい2000万円
今コロナ禍で、1か月の赤字が1600円になった。
1600×12=19200 19200×30で576000円
57万の不足になったので2000万問題は解決したと。
これを読んだとき、ビックリしました。
確かに、第1回目の緊急事態宣言が出された1か月は、家計簿をみると
外食費0 化粧品も衣料費も0 旅行費は勿論0 交通費もほとんどかからず。
でも、この生活を30年も続けられますか!絶対無理です!
それに、経済だって動かず、現に倒産しているところも多々あります。
まあ、老後資金は、どんな生活をするかで、人によって違うのですから
自分が、どれだけ必要なのかで、決めるしかないですね。