インフルエンザ予防接種
インフルエンザワクチンの不足
今年は、インフルエンザのワクチンが、全国的に不足しているといいます。
リュウマチになってからは、必ずインフルエンザの予防接種は、
受けてくださいと主治医に、言われています。
インフルエンザから、肺炎になったりするリスクもあるからです。
事前に、かかりつけのクリニックに、予約をしておこうと、
電話をしたら、やはり、ワクチンがなく、いつ入るかわからないので
予約はできないとの返事でした。
しかたなく、アレルギーと風邪の薬だけもらいにクリニックに行った所
運良く、今しがた20人分のワクチンが入ったというので、
早速に、打ってもらいました。
インフルエンザワクチンが、余ったということは聞いても、不足は
初めてでしたので、素人考えで、生産調整でもしたのかしらと思い、
聞いてみたら、正しい情報をいただきました。
インフルエンザワクチンの製造株は、平成27年より4価ワクチンになったとのこと。
A型株
A/シンガポール/GP1908/2015 (IVR-180) (H1N1)pdm09
A/香港/4801/2014 (X-263) (H3N2)
B型株
B/プーケット/3073/2013 (山形系統)
B/テキサス/2/2013 (ビクトリア系統)
です。
不足の原因は、A型の株が上手く発育しなかったため、
途中で違う株に変更が余儀なくされ、その結果、製造が遅れたためだそうです。
念のため、ワクチンの効果がある期間は、
2週間~5か月位と言われています。
インフルエンザ予防接種の効果
世の中、必ず、予防接種やワクチンに反対する方がいます。
お一人様の場合、全て自己責任で判断しなくてはなりません。
一応、論文も調べ、
インフルエンザワクチンは、関節リュウマチ患者において
抗体価の上昇がやや低い傾向はあるものの、十分効果が期待でき、
また、それにより関節リュウマチが悪くなることはない。
という結果が得られた。
とありましたので、安心して受けました。
これだけ情報が出回っていると、やはり迷われると思います。
いま、仲間内で、チョットしたもめ事があるのですが、
予防接種の反対意見にみるところと、共通したものがあると思います。
要は、自分の中に確固としたものが、あるのかないのか、
情報に振り回されないことだと思います。
また、リスクにしても、何にでもつきものです。
常に、良いところだけ、美味しいところだけはとれないのです。