こころの癖
上座部仏教のスマナサーラ長老は、最も尊敬している師の1人です。
私達が難解だと思っていることも、本当に理解している人に教わると
スーとこころに入って来て、理解できます。
その意味でも、どんなことでも、どの師に教わるかは大切な事と
いつも肝に銘じています。
ただ、やはり誰と出会い縁があるのかも、自分自身の成長のレベルに
関わってくるものなので、仏教のいうところの精進は怠ってはいけない
と、これも肝に銘じています。
「パティパダー」は、私が毎月楽しみにしている雑誌です。
スマナサーラ長老の「修行者のスランプ~こころは常に揺らぐ~」
は、こころに響くものがありました。
やる気を失う
私自身もよくあることです。
ブログ1つとっても、やる気を失って放ったらかしにしておくのですから。
珍しいことではないとのことなので、安心しました。が、
すぐに解決しないと、それがこころの癖になってしまうそうです。
それは、やはり問題です。
原因は、忙しいから!
違います。
原因は、自分のこころにあります。
こころの揺らぎが問題なのだそうです。
こころは悪いことが好きという性質があり
こころには、すぐ癖がつくそうです。
このことを常に頭に入れ、こころに入れておかなければなりません。
それだから、こころの性質を正しく使い
善い行為を繰り返して、こころに善い癖をつくるのです。
例えば、「落ち込まないように、今日1日、明るく頑張ってみよう」
と決め、落ち込まないように、こころを明るく保つようにします。
1日頑張ると、次の日は、前の日ほど困難なくできるようになります。
続けると、だんだん性格が変わってきます。
こころは、どんな小さなことでも、何か善いことをすると
その瞬間、清々しい、善い気持ちが生まれます。
誰も気づかなくても、自分だけは明らかに知っています。
そこが、又、自分のこころはごまかせない厳しいところなのですが。
座右の銘のように、手帳に書き出して
ついつい折れて、自分自身に甘いこころの癖を
少しでも善い方向にいくよう、日々精進です!